イケメンが好きな訳じゃない、きっと

イケメンが好きな訳じゃないけどジャニーズが好きなクソDDの戯言。

Princeの亡霊がHiHi Jetsのサマパラで成仏した話

 

どうも、

夏ですね。夏といえば、ライブですね。

 

 

 

 

このご時世のなかでも感染対策を行い開催されたジャニーズのライブ。

 

 

岩橋さんを想いつつ、2年ぶりの有観客ライブに心躍らせながら私が向かった場所とは、そう。

 

 

 

 

Summer Paradise 2021 HiHi Jets

 

 

 

 

 

 

HiHi Jetsのエンターテイメントを生で浴びるのがとても楽しみで、発表されてからこれを目標に過ごしていました。

 

 

初日って自分の中でレポを見る見ないのせめぎ合いがありません?私はいつも迷いに迷って見る派なんですけど。

みんな何歌ったのかな〜どんな演出だったかな〜ってワクワクしながら。

 

 

そんな私の目に飛び込んだもの。

 

 

井上瑞稀ソロ、

ルマンド衣装でPrincePrincess

 

 

 

 

1番初めに驚きが来て。あ、あの衣装ってPrinceではない他の誰かに渡ることがあるんだ、と思った。

その次に、素直に嬉しいと思った。

寂しい気持ちが少しもない、それは嘘だけど。

現実的に考えて、岩橋さんがあの衣装に再び袖を通すことは無いはずで。もう一生私がこの目で見ることは無いのだろうと思っていたから、まさかこんな形でまたお目にかかれるなんて。また、会場にいたお客さんが踊ってくれたという事実が嬉しくて。PrincePrincessは「聴いたみんなが平和な気持ちになれる曲」だから。

 

 

 

何よりもPrincePrincessをこのタイミングで選んで、このタイミングでその衣装を選んだ瑞稀は何を考えたのだろうかと思ったのです。

ついでに、HiHiは他の4人の許可が下りないとソロができないはずなのでその辺も気になりますが...

 

 

思えば、去年の岩橋さんの誕生日にはブログで名前を出してくれた(気を遣ってくれたのか玄樹"くん"って書いてるのが可愛かったよ...パイセンいつも玄樹って呼ぶじゃないすか...)。岩橋さんの退所後にはラジオでMemorialを歌ったり、描いた未来を流してくれた。思い返せばもっともっと思い出はある。

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かわいい...
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天使...

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これ瑞稀の漢字玄ちゃんが間違えた訳じゃないからね、1行目合ってるのに惜しい...

 

 

 

岩橋さんがかつて雑誌で放った言葉「瑞稀はジャニーズ事務所に入るために生まれてきた少年でしょ」。私もそう思う。ジャニーズのアイドルが本当に向いてる人だなぁと思います。ジャニーズになりたくてジャニーズ事務所に入ったとこの夏語った瑞稀は、ジャニーズど真ん中の人で。"Johnny's entertainment team"の名を持つグループのメンバーにぴったりな人。

でも私的には、岩橋さんだってそうなんだよ、と。ジャニーズに入るべくして入って、誰よりもアイドルになるべくしてなったアイドル。ジャニーズの歴史や伝統を愛している部分を含めて、私は大好きになったのだから。

ぴょんきち on Twitter: "私は岩橋さんの「ジャニーズ事務所のアイドルとして恥ずかしくない人間であろう」って言葉に強く胸打たれて。ここにジャニーさんや諸先輩方が作ってきた歴史への敬意やその看板を背負うことの重みとかを感じて、何よりずっとジャニーズのアイドルが好きな私の今の好きなアイドルがこの人で良かったと。"

 

事務所を離れた時、「これからも変わらずジャニーズが大好き」と言葉にしてくれたことが嬉しくて、ちゃんと伝えてくれるところがまたアイドルだなぁなんて思いました。

 

 

 

 

 

 

少々脱線してしまいましたが。

そんな「ジャニーズのアイドル」である瑞稀がPrincePrincessを選んでくれたことが嬉しかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいのだろうか、これで。

私が今嬉しいのは、Princeの歌を歌い繋いでくれたから?

もしかしたら岩橋さんへのメッセージを含んでるんじゃないかと勝手に解釈しているから?

 

今、HiHi Jetsが好きだから?

 

 

そう思うとこの嬉しいがなんだか罪な気がして、でもその罪の意識は独りよがりで。誰のためでもなく、Princeの亡霊であり続けなきゃという十字架を勝手に背負ってる、そのフリをして生きてるんじゃないかと感じ始めました。

 

自分は本当にPrinceを好きなのだろうか。今もこうしてPrinceの記憶を語ることが一種の承認欲求になっていないだろうか、マウントを取る方向へ走っていないだろうか。それすら疑問に思えてくるくらい。

 

 

 

 

そんな気持ちを抱えながらTDCに向かいました。

 

 

 

 

 

 

久々の生のライブはやっぱり楽しくて。楽しみながらも、ソワソワしながら。

 

 

ついにその時が。

何度も見てきた紫の衣装を纏って登場した瑞稀。綺麗に揺れる赤いペンライトの海。

その瞬間、走馬灯的に記憶が蘇ってきた。

 

2017年横浜アリーナジャニーズJr.祭り。

色んなジャニーズJr.のファンが集まる会場で、PrincePrincessを初めてフルで披露したコンサート。

Princeのファンじゃないはずなのに、近くのお客さんも踊っていて、もっと視野を広げたら、会場全体、大多数の人がPrincePrincessを踊る、そのペンライトの光が一斉に揺れていて。

みんなが楽しめる曲を持つPrinceが1ファンとして嬉しくて、幸せでいっぱいだった記憶。

 

もう二度と自分の目で見ることはないと思っていた景色が、目の前にありました。

 

 

 

EXシアターで岩橋さんがニコニコしながらせーのっ!て言うから、みんなで歌ったよね。3人がはじめてのオリジナル曲だ!って大喜びしてたことも、普段から口ずさんでいたことも、全部がプラスの感情に包まれた思い出で、あぁ、すごく好きだな、大好きだったなって。

もう、戻れなくても、3人に会えなくても。こうやってPrinceが残したものは受け継がれて行くんだ。

 

 

7/31昼公演 瑞稀の挨拶。

私はその場にいた訳じゃないから、どこまで正確な内容かは分からない。でも「声を出したり出来ないなかで、皆さんと一緒に楽しめるものがいいなって考えた時にPrince Princessなら皆さん踊れるなと思って。Princeさんのバックにつかせてもらってた時に、Princeさんとファンの皆さんとの関係性がすごく良いなと思って、愛のあるステージにできたらなと思って選ばせて頂きました。」と語ってくれたこと。

PrinceとPrincessの関係。3人がいつも大切にしてくれていたこと。側にいた瑞稀の目にもそう映ってたんだなと思うと嬉しくて。

 

 

歌はこの先も繋がっていく。Princeというグループがいたことも仲間の記憶に残っていくはず。それが幸せなことなんだと私は考えます。

 

今度こそ、こうやって会場にいるみんなでPrincePrincessを踊ることも、この景色を見ることも本当に最後だろうと噛み締めながら、自分の中でまた一つ終止符を打ちました。別に終わりではないけど。

 

 

これからもずっとPrinceは心の中に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みじゅき、勝手に除霊に使ってごめんだよ、でも本当に本当にありがとう。衣装、3人の次に似合ってたよ!とっても綺麗な景色でした。