イケメンが好きな訳じゃない、きっと

イケメンが好きな訳じゃないけどジャニーズが好きなクソDDの戯言。

いつか他の誰かを好きになったとしても

 

岩橋さんがKing & Princeからの脱退とジャニーズ事務所の退所を発表してから23日、個人としてInstagramを開設してから20日が経ちました。

 


なぜ私は今日ブログを更新したのか。

極めて個人的な理由です。

今日4月21日は、私が岩橋玄樹というアイドルに一目惚れした日だからです。

 

 

 

 


7年。たった7年。されど7年。

 


私の人生にとって、とても大切で意味のある時間でした。

 


こうして文章にしながらも、未だ現実として受け入れられない自分がいます。この複雑で、混沌とした感情の流れをありのままに記します。

 

 

 

あくまで一個人、一ファンの視点から語るので、想像でしかない部分が多々あります。

ありのままが故、憶測的な表現を避けきることが出来ませんでした。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

普段はFCメールが来ていることに気づいてもすぐには開かず、夜まとめて確認したりひどい時は2、3日後に開くなんてこともざらだった。

あの時はちょうど帰宅途中の電車で誰かとLINEをしていて、通知が来て、野生の勘なのかなんなのか、すぐに開かなきゃいけない気がした。

URLに飛んで、下の文章も読まずに動画を再生した。

 


"脱退、ジャニーズ事務所を退所することになりました"

 


よくわからなかった。

正直、紫耀くんがその言葉を発するまで、復帰動画だと信じていたから。

一番分からなかったのは、5人が謝っていることだった。

 


動画内で岩橋さんについて話す5人は、私から見たらとても穏やかで、優しくて愛情たっぷりだったから。5人が一緒に待ってくれたこと、待たせてくれたこと、岩橋さんのことを想ってくれたこと、尊重してくれたこと。6人でグループについて沢山話し合って決めたこと。

 


どこを探しても謝る理由なんかないのに。

優しすぎるんだ。

 


多分、みんな優しすぎたんだ。

岩橋さんは戻りたいのに戻れないもどかしさも、自分の症状が理解されにくいもどかしさも、色々な悔しさや葛藤があったはずで。その中で、みんなを待たせてしまうことが、優しい岩橋さんにとっては苦しいことだったんじゃないか。そして5人は、岩橋さんの健康を考えてずっと待っていてくれて、それが岩橋さんを苦しめてるんじゃないかとも考えながら、それでもどうにかこの場所を守ろうとしていたんじゃないか。

 


お互いが優しすぎるが故に、辛くなっちゃうことがあるんだ。多分。

 

 

 

 

 

 

動画を見終わる頃には、確か私はもう泣いていて、泣いているのに理解はできていないから、何の涙か分からない、不思議な状態だった。

そのまま、引き寄せられるように岩橋さんの文章を読んだ。

 


ぐちゃぐちゃで乱れまくった心でも、なぜか岩橋さんの言葉はすっと入ってくる。

そうして飲み込むことはできるけど、整理はできない。一番に認識できた自分の感情は

 


「岩橋さんが届けてくれる言葉が読めて嬉しい」

「"待たせてしまうことが辛く感じた"という事実を知ることができて安心した」

 


という2点だけ。

 


岩橋さんが紡ぐ言葉が大好きで、ずっと待ち続けていたそれを受け取れたことが素直に嬉しかった。

どういう状態で、何を思っているのかを岩橋さん自身の言葉で知れて嬉しかった。

 


"今の岩橋さんにとって何が負担になって何が力になるのか、何も分からなくて無力な自分が悲しいよ。せめて負担にはなりたくない"

 


数ヶ月前の私の呟きです。無力に変わりはないけれど。何よりも、岩橋さんが今まで待たせてしまう辛さを抱えていて、それと離れられることを知りほっとした。

 

 

 

 

 

 

安心。悲しさ。悔しさ。希望。寂しさ。

 


後になって考えるようになったけど、一度に色んな感情が溢れて混ざると、処理がし切れず頭と心がバラバラになるんだな。

 


理解なんか1ミリもできていないのに涙は落ち続ける。生きる気力なんてもう無いはずなのに、昨日までと同じように会社に行って食べ物を口に運びお風呂に入る。そして眠る、その瞬間にまた泣く。意思とは関係なく流れる涙とは反対に、目が腫れるからと保冷剤を当てるどこか冷静な自分が気持ち悪くて仕方なかった。明日なんて来るなと思いながら明日のために動く自分が嫌だった。

 


31日。

何度も時間が止まればと思った。行かないでと願った。時間は無常にも過ぎていくと人はよく言うけれど、こんなにも強く感じたことは無かった。

もう二度と、あの大好きな笑顔を見られないんじゃないか、未来が怖くて仕方なかった。

なす術もなく、ただ静かにどうか岩橋さんが幸せでありますようにと祈って眠りについた。

 


1日。

昨日までの憂鬱が嘘みたいに吹き飛んだ。岩橋さんの今の姿がスマホの画面に映し出されている。沢山の言葉が心に入ってくる。

 


きっと宇宙が生まれて、地球が誕生して、数えきれないほどの年月の中で、この日本という場所で、この時代に皆さんに出会えた奇跡は、数字じゃ表せないぐらいすごい事だと思います。

 


あぁ、岩橋さんだ。間違いない、岩橋さんが紡いだ言葉だ。朝からずーっと嬉しくて何度も写真を眺めては幸せを噛み締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんなに幸せだったのに。いや、変わらず幸せだけど。どうしてこんなにも心が苦しいのだろう?どうしてふと涙が溢れるのだろう。

2週間以上経った今も、本当の正解には辿り着いていない。けど、ほんの少しだけ分かる気がする。

 


例えるなら、私は悲しい悔しい苦しいを握りしめたまま、喜びも掴んでしまった。持てる数は限られてるはずなのに、上手く手放せなくて、両手どころか両腕いっぱいな状態。

早く離せよ。もう離してしまいたい。

でも離し方が分からない。そのまま、まだ離せないまま。

 

 

 

 

 

 

 


「アイドル」という職業は僕にとって天職"でした"

 


自ら終止符を打ったんだ、この人は。

あれだけ、一生アイドルでいることを願っていたのに。6人のパフォーマンスの演出もやりたいと言っていたのに。天職だと分かっていて手放さなきゃいけないなんて。どうして岩橋さんが?なんでこんなに悔しい思いをしなきゃいけないんだ。どれだけ悩んで、どれだけ苦しんで決断し、みんなに打ち明けたのだろう。想像するだけで辛いんだから、岩橋さんはもっともっと、言葉にならないほど辛かっただろう。

 


まだ休止状態でいようと思えば、それもできたはず。事務所に席を置き続けることも、しようと思えばできたはずで。

それでもけじめとして前に進むことを選んだ。岩橋さんは間違いなく強い人だ。

 


前に進むことを受け入れてくれた5人。

岩橋玄樹のファンとして、みんなが一緒に待ってくれたこと、待たせてくれたこと、岩橋さんに寄り添ってくれたこと、全部ありがたくて、だからみんなが謝る度に謝らなくていいんだよって、ここまで守ってくれてありがとうって。

紫耀くん。あなたの声で伝えてくれてありがとう、ちょっかいを掛け合う2人を客席から見るのが大好きでした。

れんれん。いつもMCで気にかけてくれたね。ラジオで名前を呼ぶ声が震えていて、それでも明るく言葉をかけてくれて、ありがとう。

かいちゃん。岩橋さんがお休みで挫けそうになるたびに、かいちゃんが存在を感じさせてくれることで沢山救われました。ありがとう。

岸くん。いわげんは人に愛される人ですか?私もそう思う。あの場面でそう言えるのはやっぱり岸くんだからだと感じました。いつまでもいわげんと仲悪くなるくらい、仲良しでいてね。

じんちゃん。私の中の岩橋さんの思い出には、いつもじんちゃんの姿があります。言葉にしてしまうのは勿体無いくらいの感謝でいっぱいです。ずっと一緒だと思ってた。夢を託します。その背中に、乗せてね。

 


不思議なもので、5人の活躍に対してやっと心から優しい気持ちで見られるようになった自分がいて、ホッとしている。すごく嬉しい。素直に応援できない時があってごめんなさい。大好きと、ありがとうが届きますように。

 

 

 

 

 

 

 


まだ割り切れなくて、突然絶望感に包まれる日が沢山あるけど、その度に岩橋さんが救ってくれる。結局頼りきりだ。

時間はかかるけど綺麗にしまえるように、少しずつ宝箱に詰めていこう。

 

 

 

 

 

 

真っ白な肌。大きすぎて溢れてしまいそうな目。手入れの行き届いた髪。可愛さの中に儚さを含んだ声。花が咲くような笑顔。笑いすぎると豚鼻になるところ。指先まで丁寧に踊る姿。いつも決まって身に付けていたティファニー。揺れる髪の隙間から見える光り輝くピアス。マイクを握る時に鼻に当たる人差し指。意外と速い足。根底にある男らしい部分。他のパートも口ずさむ癖。勝つんだWINの台詞前に大きく深呼吸してたこと。後輩に伝え続けた言葉「ファンを大切に」。笑っちゃうぐらいキラキラのアイドルで、そのくせバラエティの女王を目指しちゃうおかしな人。

意味がわからなくて予測ができなくて。予測ができない一挙手一投足、挙げたらキリがないくらいの、その全てを焼き付けようと必死だった。

焼き付けてきたこれまでに、沢山夢を見せてくれた。夢を叶えてくれた。笑顔と元気をくれた。好きなことを仕事にしたいという気持ちをくれた。諦めずに努力する強さを教えてくれた。いつも、大きな愛で守ってくれて、信じてくれた。こんなにも大切にしようと思える記憶をいっぱいくれた。

あの日に戻るとしても、私は岩橋玄樹ファンの道を何回だって選ぼう。

 


出会わせてくれてありがとう。アイドルになってくれてありがとう。またこうして姿を見せてくれてありがとう。ありがとうじゃ足りないけど、ありがとうしか知らないから、何度もありがとうと伝えます。

 

 

 

 


私はこれからも変わらず岩橋玄樹という人物を大好きで、応援していきます。

岩橋さんが幸せでありますように。それはつまり同時に自分の幸せを願ってるのと一緒なんだよ。岩橋さんの幸せが一番の幸せなんだから。ずるくてごめんなさい。

それと同じように、これからもアイドルが好きだし、ジャニーズが大好きだと思います。

この先、また一番に応援したい子が出てくるかもしれない。

いつか他の誰かを好きになったとしても。

岩橋玄樹は私にとって特別で、大切で。

 

 

 

世界で一番のアイドルでした。