Jr.担とアンコール
Jr.の現場に入りはじめて3年。長いようまだたったの3年。
今キンプリハイB公演のことで若干問題視されているアンコール問題。
アンコールを言う人が少ない。これは常々思っていたことである。
特に何も考えず母にこの話をした。
「アンコールで声を出さない理由がわからない」
そう言っていた。
確かに言われてみると即撤退するわけでもなく、ましてやアンコールでふたたびペンラ振って楽しんでるのになぜだ?
そして私はいつからアンコールで声を出さない人が大多数の様子に疑問を持たなくなった?
現場への慣れ、と言われればそれまでかも知れないが、自分なりに考察をしてみた。
まず、どうせ声出さなくても出てくるだろと思ってるパターン。
これは実際一理あると感じる部分もある。Jr祭りはその象徴だ。幕が閉まったと思ったら速攻出てくる、端から向こう側が声が揃わないと見越しているのだろう。
結局はそれまでのアンコールの声量の少なさを踏まえての判断だと思われるが、EXのサイズでもそれは変わらず(若干遅めに出てくるなどはある)、アンコールというよりはセトリの一部と化している。
これが理由で出さない者もいるだろう、しかし他に理由があり出さない者も居ると個人的には考えている。
私はアンコール声出したい派、なのだが、なかなか大声を出せないことがある。それは周りに仲間がいない、勇気がでないからである。
Jr.の現場を何度か経験した人は見たことがあるのではないだろうか
アンコール!
アンコール!
アンコール!
アンコール………
だんだんと萎んでいく声。一部が声をあげたところで誰もついて来てはくれない。これは一度経験してしまうと(どうせ誰も言ってくれないし…)というように勇気も元気も無くなる。
では何故周りはついてこないのか?
Jr.担の中にはデビュー組より比較的多くファンサ厨が存在していると考えられる。これはデビュー組と比べた会場の規模の小ささ(距離が近くなる)、ファンの少なさ(敵が少ない)、現場の回数の多さ(チャンスが多い)が原因だと思われる。
そういう人たちにとって周りのヲタクは全て敵になるのではないだろうか?(ここのファンサ厨の思考に関しては完全なる推測である)
人間は本能的に好意を持つ相手とは同じ行動をとる(同調効果、ミラーリング効果)ものであり、つまりはその逆も言える。
ここから敵同士交わることはなく、近くに声を出すものが居たとしてもそこに同調しようとはならないのだろうと考えた。
反例としてPrinceの単独公演を用いる(他の単独公演に参加していないためPrinceのみ例としてあげている)。
あそこまで活気のあるアンコールは初めて経験した。本編終了後すぐに声があがり、全体でアンコールをすることができた。
これは「同じグループを応援するもの」という繋がりから、多かれ少なかれ信頼に似たようなものが存在したのではないか、と思う。
もちろん大前提としてこの公演をもっと観たいという気持ちが無いとアンコールは発生しない。
が、ジャニーズの現場ではアンコール不要だと思うヲタクは余程の事(飛行機の時間etc…)がない限りは居ないだろう。
以上のことより
- どうせ声を出さなくても出てくることが分かっているのでわざわざ出さなくてもいいや、と思っている人たちがいる
- 一人が声を出しても周りが出さないため続かないからだんだんと諦める
この二つが大きな理由となっているだろうと今回は結論付ける。
いや色々言ったけどさ、結局は現場慣れじゃね??と思う。
「どうせ出てくるし」「むしろ次の回あるし」「誰か言ってるからまぁ出てくるっしょ」そう思ったやつ絶対居るだろ、なんなら私も少し思うときある。
そういう場面に直面したとき、『あぁ、Jr.の現場だなぁ』と感じることをやめたい。